山の中の無料キャンプ場では車中泊一択です。
キャンプ場でなくとも、山で宿泊するなら車中泊が安全です。
無料キャンプ場は都市部を除いて、結構あります。
多くは山の中であったり、海水浴場付近にあったりします。
無料キャンプ場には、原則、管理人が常駐していませんので、
サイトの管理は期待できません。
とくに注意が必要なのは、山の中にあるキャンプ場です。
山の中の無料キャンプ場は危険!

夏の暑い季節は、避暑も兼ねて、標高の高いところにあるキャンプ場が快適です。
しかし、管理人が常駐していないような、きちんと整備されていないキャンプ場だと、 サルやクマなどが出没します。
たいてい、熊出没注意!などの立札があります。
テント泊だと、猿やクマにとっては、何もないのと同じでしょう。
猿の握力は子供でも100kg近く、大人なら300kgにも達します。
クマも握力だけでも100kgを超えるそうです。

とても普通の人間が敵うものではありません。
車でも窓ガラスを割られる危険性はありますが、エンジンをかけると音が出るので、 驚かすこともできるし、そのまま走って逃げることもできます。
脅かすだけでよいなら、クラクションを鳴らすのもよいでしょう。
管理人のいない山の中のキャンプ場で宿泊する場合には、自衛が肝心です。
キャンプ料理を楽しんだら、きちんと片付けをしてから寝るようにしましょう。
クマや猿に太刀打ちできる方だったとしても、寝ているときに襲われては勝ち目はありません。
猿やクマが出る可能性のある山の中で宿泊をするなら、車中泊一択でしょう。
山の上のキャンプ場は天候が変わりやすい!

異常気象の影響で、地上でも局地的豪雨になったりしますが、 山の場合、標高にもよりますが、地上よりも気温が低く、 天候も変わりやすいので、地上は晴れや曇りでも山の上は雨や雹や雪になることがあります。
また、山の上は風も強くなりやすいので、テントの撤収なども困難になります。
車中泊なら、豪雨でも強風でも雹や雪でも安全ですし、撤収などの手間もありません。
なにより、状況をみて、すぐに現地を立ち去ることもできます。
避難小屋などがない、山の上にある無料キャンプ場で泊まる場合は、
キャンプ慣れしている方以外は、車中泊がオススメです。