ツアーと言っても、ソロツアーです。
こんなくだらないことに付き合ってくれる人もいないですから。
愚痴はさておき、肝試しツアーに出かけました。
目的地は山の頂上にある、寂れた無料キャンプ場です。
寂れていてもキャンプ場ですから、焚火をしても大丈夫です。
トイレはありますが、例のごとく、緊急時以外は使う気にならない感じです。
ちょっと急いだので、当日の日没前には着くことができました。
肝試しといっても、墓場があるわけではありません。
墓場は遊び半分で訪れるところではなくて、ご冥福をお祈りするような気持ちで行くところだと思っていますので、肝試しで墓場にはいきません。
熊で肝試し
じゃあ、どこが肝試しなのかといいますと、はい、コレです。

今日はここで、車中泊をします。
さすがにここでテント泊は怖いです。食べ物の臭いに釣られて来られたら、テントなんて何もないのと同じです。
ここは山の頂上付近にある無料キャンプ場で、ほとんど人は来ません。道幅も普通車一台分程度しかない山道を登っていきます。
当然、街灯も何もないので、夜は真っ暗になります。
トイレは懐中電灯を首からぶら下げて、トイレに行くことになります。当然、トイレの中も真っ暗です。
山奥の夜は静かに更けていく

着いたのが日没前だったので、あっという間に真っ暗になりました。
虫の声に交じって、ときどき獣の鳴き声も聞こえます。
曇っていて、星空は見えませんが、かすかな月あかりがうっすらと、木々の輪郭を浮かび上がらせます。
お腹が空いたので、車内でキャンプ道具を使って夕食を作ります。
ちなみに今回は、豚肉とキャベツとピーマン、回鍋肉の素を使って、回鍋肉にしました。
無料キャンプ場なので、堂々と火器を使って調理できます。車を移動させる必要もないので、ビールで一杯やりました。
水分を十分に摂ってから、眠ったのですが、夜中の1時頃にトイレに行きたくなりました。
トイレまでは100mほどあります。トイレまで行こうとも思いましたが、熊がいたら大変だし、アルコールも入ってたので、あまり車から離れないほうがよかろうと思い、車の近くで要を足すことにしました。
決して、熊が怖かったわけではないんです。懐中電灯をつけてウロウロしてて、虫が集まってくるのが嫌だっただけなんです。あと、アルコールも入ってましたから、こけたりしたらつまらないでしょう。
肝試しを終えて
ちょっと言い訳がましいことを書いてしまいましたが、曇り空の山の中は本当に真っ暗になります。
月明かりも星明かりも何もないのですから。
そして獣の鳴き声が気になりました。勿論、熊ではないとは思いますが。
自分のヘタレっぷりを再認識した車中泊でした。
朝になってからは、そのまま車からイスとテーブルを出して、キャンプをしました。井戸水ですが、水場もあったので、食器を洗ったり、洗顔するには十分です。
設備も古くて、町へのアクセスも悪いので、誰も来ません。
のんびりとデイキャンプを楽しむことができました。
さてさて、今度は何ツアーをしようかな。。。