車で移動するなら、必ずと問題になるのが、渋滞ですね。
思いのほか時間を取られるうえに、疲れます。トイレにも行けずに、車内で缶詰状態になります。
ちょっと走ってすぐ止まるので、車にもよくありません。
最近のナビは、渋滞の迂回ルートを探してくれますが、混み具合までは考慮しないようで、すぐに本線に戻されると、合流するのに余計時間がかかります。
そもそも渋滞にはまらないようにしたいものですね。
車中泊なら、他の人と違うパターンで行動できるので、渋滞も回避しやすくなります。
<目次>
常に渋滞している区間を避ける

まずは、常に渋滞しているところがあるので、そのような区間は最初から通過しないようにドライブ計画を立てることです。
国交省発表の渋滞区間ランキングでトップ10まではなるべく通らないように、計画しましょう。
年間渋滞区間ランキング(平成30年)
- 東名高速(海老名JCT-横浜町田:上り)
- 中央自動車道(調布―高井戸:上り)
- 東名高速(東名川崎―東京:上り)
- 東名高速(秦野中井―厚木:上り)
- 東名高速(横浜町田―海老名JCT:下り)
- 中央自動車道(大月―上野原:上り)
- 東名高速(御殿場―大井松田:上り)
- 東名阪自動車道(亀山JCT-鈴鹿:上り)
- 東名阪自動車道(四日市―鈴鹿:下り)
- 近畿自動車道(摂津北―吹田:下り)
上記は年間合計でのランキングです。5位までは首都圏・近郊、6位から地方が入っています。
都市高速では、兵庫・大阪と東京近郊が交互にランクインしています。
当然ながらIC付近の一般道も渋滞することになります。
年間ほぼ渋滞しているので、GWや週末、花見や海水浴シーズン、紅葉シーズンなどはさらに渋滞がひどくなります。
季節、日時により渋滞しやすい区間を把握する

季節による渋滞
季節によって渋滞するのは、春ならば温かい地域です。太平洋沿いの高速道路とその付近、夏ならば高原沿いの高速道路とその付近、秋ならば北側、冬ならば内陸山岳部の高速道路が渋滞します。
連休による渋滞
日によって渋滞するのは、連休初日と連休最終日とその前日が主に渋滞します。連休の期間が長いほど、渋滞はひどくなります。
時間による渋滞
時間では、朝夕の時間帯、とくに朝は少し早く動くだけで渋滞を回避できます。
渋滞しやすい場所を把握する

高速道路でも一般道でも、渋滞しやすいところはほぼ、共通しています。
車線の合流地点、ETCに対応していない料金所付近、上り坂、トンネル付近、踏切、交差点、大型店舗が集中するエリアや大型レジャー施設の周辺は渋滞します。
渋滞すると、車間距離を詰めたり、車線変更する車が増えるため、頻繁にブレーキを踏むことになり、流れが阻害されて渋滞がひどくなります。
渋滞を回避する方法

日本道路交通情報センターなどで、渋滞を予測
日付や通る道路を入力するだけで、渋滞予測が表示されます。非常に便利ですので、活用して走行ルートを考えましょう。
人と違うパターンで行動する
人と違う時間に出発するだけでも、渋滞を回避できます。夜間から早朝にかけて移動しておくと、非常にスムーズに目的地に着くことができます。このような意味でも、行動を縛られない車中泊は、有利です。
夕方の混む時間帯になったら、銭湯などで疲れを癒し、夕食を摂りましょう。渋滞がなくなる22時頃から移動を開始すると、ストレスなく移動できます。
迂回ルートを活用する
地元民でなくても、何度か走っていれば、迂回ルートを見つけられます。いつも同じ道を走るのではなく、違う道を走るようにしてみましょう。
ナビによっては、迂回ルートを表示するものもあるし、新たな発見があるかもしれません。