ブレーキオイルの交換はきちんとされていますか。
概ね、車検ごとの交換が推奨されていると思います。
ブレーキオイルは吸湿性が高いので、車検ごとに交換していない場合は、べーパーロック現象が起きやすくなります。
また、ブレーキラインに錆を呼びます。これは厄介ですね。
新品のブレーキオイルは色が薄い黄色ですので、濃くなっていたら、早めに交換しましょう。
ブレーキオイルが減っている場合は確認を。
車検ごとに交換していない場合、ブレーキオイルが減っている場合があります。
しかし、補充する前に、ブレーキパッドの摩耗を疑ってみましょう。
ブレーキオイルはブレーキパッドに直結しています。ブレーキパッドとディスクは一定間隔を保つようになっているので、ブレーキパッドが減ってくると、タンクの液面も下がってきます。
ブレーキパッドの厚みが3mm以下なら交換時期です。
また、車検ごとに交換しているのに減っている場合は、漏れている可能性があります。
どちらにしても、一度、点検してもらうことをオススメします。
リンク
古いブレーキオイルに新しいものを継ぎ足すのはダメ。
古いブレーキオイルに新しいブレーキオイルを継ぎ足すのはよくありません。
ブレーキオイルは吸湿性が高く、1~2年経過すると、3.7%程度、水分を取り込んでしまいます。
これに新しいブレーキオイルを継ぎ足しても、もともと水分が混ざっていますから、沸点はあまり上がりません。
新しいオイルを継ぎ足しておいたから、あと1年くらいは交換しなくても大丈夫などと思っていると、山道を走ったりしたときにブレーキが効かなくなる可能性もあります。
継ぎ足すのはではなく、全部交換してくださいね。
リンク