一般道の長距離運転は疲れますね。
車間距離を開けていると、そこに指示器も出さずにさっと入ってくる車も多いです。一台分、先に進んだからって、次の信号で止まるじゃないか。
そんな風に思っています。
車間距離はきちんととらないと、車間距離保持義務違反で罰則もありますので、あらためて考えるまでもないですが、このサイトのテーマは車中泊をしながらの車旅ですから、そちらの観点から考えていきます。
車中泊では、ホテルのベッドで休むほど、疲れは取れない。車旅なので長距離運転になるというのが、前提です。
<目次>
結論から言いますと、車間距離はとにかく空ける。
これ以外にはありません。
とにかく空けるってどれだけ空けるんだって感じですが、
前に2,3台の車が入るくらいは空けると、余裕をもった運転ができます。
そもそも車が止まるまでの距離は、時速に比例しています。
40kmで走っているなら約40m、60kmで走っているなら約60m必要です。
車中泊では、なかなか十分に疲れがとれない。
車中泊しながらの車旅では、ホテルのベッドで休むほどにも疲れが取れていないということを、自覚する必要があります。
段差をなくし、エアマットや布団できちんと寝床を整えても、ベッドのマットレスにはなかなか及ばないでしょう。さらに言えば、就寝中の空調管理までは困難です。
注意力などは普段よりも落ちていると考えて、運転すべきです。疲れを感じたら、こまめに休憩しましょう。
さらに一人旅の場合は、暇を持て余してついよそ見をしたり、ナビや携帯を操作してしまうこともあるでしょう。
最近は高齢ドライバーや、ナビを見ながらウロウロと走る人、何もないのに急にスピードを落とす人など色々な人がいます。
車間距離を空けると、疲れにくくなる。
これは長旅をするうえでは、重要です。
車間距離を空ければ、気づくのが遅れてもぶつかるまでに余裕があります。心理的にも余裕ができます。さらに、
アクセルオフしてからブレーキをかければよいので、燃費が良くなる。
エンジンブレーキ後にブレーキをかけるので、ブレーキパッドが減りにくい。
急ブレーキをしないので、タイヤも減りにくい。
前の車がブレーキを踏むたびに、ブレーキを踏む必要がなくなる。
初めての土地を走る場合は特に、車間距離を空けて、慌てずに対処できる余裕を作っておくことが必要でしょう。
あと、車間距離をしっかり取ることで、反対車線の右折車が曲がることができるため、反対車線の渋滞緩和にもなります。