クーラント液(ラジエーター液)は御存知でしょうか。
ラジエーターは、オーバーヒートしないように、エンジンを冷却する装置のことですが、その中を流れて熱を運ぶ役割の液体です。
防腐剤や防錆剤、不凍液などが配合されており、寒冷地でも凍ることなく、循環してエンジンを冷やしています。
最近の車は新車の状態でスーパーロングライフクーラントが注入されており、7年以上、あるいは16万kmまで交換が不要になっています。
性能が落ちてくると、ラジエーター内に汚れや錆が発生したり、熱交換効率が悪くなったりします。
ラジエーター内が錆びると、そこから穴が開いて液漏れしますので、錆が発生しないように注意が必要です。
ラジエター液の寿命って
クーラント液は長寿命化している。
通常の一般的なロングライフクーラントは、2~3年程度で交換が必要でしたが、現在は、スーパーLLCが標準のクーラント液になっています。
新車なら7年か16万km程度、2回目以降なら4年か8万km程度で交換になります。
交換時期を少し延ばすなら、強化剤を。
7年目、あるいは4年目でそろそろ交換時期だけど、あと1年くらい延ばしたい。でも、オーバーヒートなどが心配という方には、強化剤の使用をオススメします。
まとめ
クーラント液の長寿命化には驚きます。
16万kmや8万kmだと、交換時期を忘れてしまいそうです。でも、忘れると防錆性能が落ちてサビが出てくると大変です。
忘れがちになるほど長寿命なので、チェックしておきましょう。