タイヤの交換時期についてです。
メーカーは、製造から10年経過したタイヤの交換を推奨しています。
でも、使えるのに交換するのも、もったいないですよね。
車検は溝の深さが1.6mmでスリップサインが出て、通らなくなります。
新品の溝がだいたい8mmほど、半分くらいになると性能が落ちてきます。
おおよそ5000㎞の走行で1mm減ると言われているので、タイヤの残り溝から、あと何キロくらい走れるのか、計算できます。
ちなみにスリップサインが出たタイヤで走行するのは法律違反になりますので、今の残り溝から1.6mm引いて計算してくださいね。
注意すべきは、まだ溝が残っていても、片減りなどでどこかにスリップサインが出たら、ダメということです。
ということで、タイヤのローテーションは重要です。ローテーションについて、こちらの記事もあわせてご確認ください。
溝が残っていても、ゴムが劣化してきたら交換が必要。
スリップサインが出ていなくても、ゴムが劣化してくると、タイヤのサイドウォールとトレッド面にクラックというヒビが入ります。
このヒビが大きくなってきたら、タイヤがバースト(破裂)する危険性があります。溝がまだ残っていても交換したほうがよいでしょう。
また、タイヤの一部分が膨らんでいるなど、形状に異常があるときは、タイヤの中のワイヤーが切れている可能性があります。
専門店などで確認してもらうか、交換するほうがよいでしょう。
経年劣化によりひび割れはどうしても出来てしまいますが、普段からメンテナンスをすることで、コンディションをある程度保つことができます。
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