ワイパーがビビると、きれいに拭き取れず、視界が悪くなります。
今まで普通に拭き取れていたのに、ビビりだしてきたら、ワイパーゴムの劣化が原因かもしれません。
ワイパーゴムの寿命は1年くらいですので、毎年交換する必要があります。
ワイパーゴムの劣化はよくある話ですので、ここでは、それ以外の原因を考えたいと思います。
ひどくなると、視界が確保できないばかりか、音が発生する場合もありますので、早めに対処しておきましょう。
油膜や汚れがムラになっている場合。
フロントガラスに付着している油膜や汚れが、ムラになって張り付いている場合です。これは、油膜取りなどでフロントガラスを清掃すれば解決します。
撥水剤を塗った際にムラになっている場合。
フロントガラスに撥水施工した際に、薬剤がムラになっていて、ビビりの原因になっている場合です。これは、一度撥水膜を除去し、均一に塗り直すと解決します。
ワイパーゴムは、撥水ガラス用のものに交換しておきましょう。
必ずメーカーのホームページなどで、自分の車に適合するか確認しましょう。
撥水により、雨水がなくなって、ブレードの抵抗が増えるためです。撥水剤用のワイパーはフッ素コートなどにより、潤滑性能を上げています。
ワイパーブレードが変形している場合。
ワイパーブレードは、ワイパーゴムを固定している本体です。ブレードはフロントガラスにワイパーゴムを押し付ける役目もありますので、これが変形している場合には、ビビりの原因となります。
必ず、メーカーホームページなどで、自分の車に適合するか確認しましょう。
ワイパーアームが変形している場合。
ワイパーアームはモーターにつながっていて部分です。ブレードを支えているワイパーアームも長年使っていると、ブレードを抑える力が弱くなったり、変形します。特に積雪地域などは、アームにかかる負担も大きくなります。5年以上経過しているのであれば、確認してみるとよいかもしれません。
まとめ。
ワイパーがスムーズに動かないと、視界が悪くなるうえに不快です。ひどいと音が出ます。
ゴムは環境にもよりますが、半年ぐらいで劣化しますので、こまめに交換しましょう。